八木山橋etc凸レポ


八木山橋etc...

午後8時42分。
  ナイスガイ(またの名をジン)と俺は集合場所である岩切駅に到着。
とりあえずまだ時間があるということで、駅の横にあるコンビニに入り時間を潰す事に。
5分ほどでコンビニを出て、自販機前でボケーっとしてるとカコイイ車到着。
車が良くワカラン俺はまだ集合時間でない事もあり、気に留めなかったがジンはきっとあれだよ、と停車した車を指す。
そして運転席から出てきた優しげなお兄さんに目をやると、目印である三ツ矢サイダーを3本持っているではないか!
お兄さんが現場男たんだと確認し車に乗り込む。 
OFFで会うという事が初の為、凄く照れながら、噛みながらの挨拶もそこそこに。
いざ参らん、心霊スポット!

と思ったが用意した懐中電灯がぶっ壊れた為、長崎屋に寄って調達。
で、準備万端で最初の目的地、八木山橋へ。
ジンと現場たんは前の方で楽しくおしゃべり。 が、俺はエンジン音で聞き取れない為、実況に集中。
心地よいBGMだな、と思いながらケータイでスレに書き込む。
思えばコレが原因だったのか……。

仙台駅方面へと向かい、八木山橋へのルートを地図で確認しながらああだこうだと言いながら何とか到着。
あ、前のレポ訂正。 楽しくおしゃべりしつつ、↑の作業をしてくれてましたw
俺? …気にするな。 俺は気にしない。

少し離れた所に停車して徒歩で橋を目指す。
そこは思っていたより街灯で明るく照らされており、あまり怖くないねぇと3人の意見一致。
橋に誰かの靴が片方だけ落ちていたので、うはwwwと思いながら現場たんとジンに写真撮らせる。
ごめんぬ、俺のケータイしょぼくてごめんぬ。
そこで現場たんに言われ、持ってきた秘密兵器を使用。
ウサ耳。 あ、ちゃんと売ってましたよ。
  そのウサ耳をつけながら橋を調査。
  下に慰霊碑があるとの情報で、とりあえず降りれそうな道から橋の下へ。
渓谷ということもあり下はひんやりとしていてちょいビビり。
木の枝やら、伸びきった草やらが行く手を阻む。 
現場たんが木の枝を押さえ、歩きやすくしてくれるなど優しいところを見せる中…俺は最後尾。
違うよ! ただ単にタイミングを逃したの! 決して怖かった訳ではないよ!

話を戻す。
そこはさすがに街灯が無い為、懐中電灯を使用。
雪が融けていない故、足元に注意しながら慰霊碑を探す。
……が、見つからない。
気を取り直してもう一箇所、停車した近くから下へ降り慰霊碑を探す。
うん、見つからない。 
現場たんが電話で義弟さんに聞き込むと、招き猫が置いてあるとの情報入手。
それを頼りに探してみるが結局空振りに…orz
写真も撮ろうとしたが、懐中電灯がまったく役に立たず暗闇だけが写ると言う切ない結果。
仕方ないねぇとショボーンしながら、適当な所で水を置き拝んで車まで戻る。
そして橋の名前を写メに撮ろうと橋へ戻る道中。
ウサ耳を失くした事に気付く!
  途中から邪魔だった為、手で持っていた筈なのに…。
きっと幽霊さん、ウサ耳が欲しくて堪らなかったから持っていったんだなと結論。
もしくは、俺の身代わりになった。
ファブリーズに次ぐ新しいアイテムとして、ウサ耳を推薦します。

スレに書き込み、写メうpしている内に次の凸撃先、葛岡霊園に到着。
と、入り口に不審な車が停まっていた。
書き忘れていたが、ここはDQNや893さんがいるとの情報もある。
まぁ現場たん強そうだし、ジンも体格良いから大丈夫かな、と代表人にあるまじき他力本願。
この霊園はめっさ広い。 
地図で確認すれば解ると思うが、区画とやらのブロックで分けられている。
記憶が曖昧で申し訳! なのだが、たしか現場たん曰く「I区画は行方不明者の云々」 という事なので写真を撮る。
灯りが最低限な為薄暗く、ちょいビビりながら撮ったモノを車内で軽く検証。
オーブらしきモノが写った!と一同のテンションが上昇する中、俺は徐々にアレを感じていた。
3周すると出るという噂の鉄塔を探し、再び電話で場所を確認し、ついに辿り着いた鉄塔。
鉄塔付近をグルリと周れるコース設計。
どうぞ周ってくださいと言わんばかりに、そこは鉄塔と小さいプレハブ以外なにもなかった。
とりあえず1周。 
ここで間違いないと再確認し、色々話しながら車を降りて全景を撮ってみる。
さて、ここで3周検証しなければ何の為に鉄塔を捜し求めて彷徨ったのか。
ブーンして3周しようと思ったが、予想していたより一周が長い為諦める。
車に戻り3周してみる。
  ぐるぐるまわーる、ぐっるぐるまわーる、とスクランOPを脳内で唄いながらも、車内は張り詰めた空気。
アクセル踏む現場たんの足にも力が入るようだ。
とうとう3周目。
俺も脳内の唄をやめ、周りに変わったことは無いかと気配を探る。

が霊感ナシの俺には無意味。
3周を終えてなんの変化もない、という事でそのコースを抜け少しうろうろ。
結局霊的なモノを見ないまま葛岡霊園終了。
ちなみに葛岡霊園の写メは画像登録し忘れると言うミスでナシ。 
マジゴメス。

あ、それとジンがなんか人を視たとか言ってましたが……俺見てないし。
きっとジンの妄想。
 
さて、ここで問題発生。 
スレにも書いた通り、酔った。
時間があるから大丈夫だよ、と現場たんの優しさに甘えながら近くのファミレスで休憩。
入店しようとするも、すでにラストオーダー終了で失敗。
駐車場で一服しながら俺の体力の回復を待つ。
  もう大丈夫ですよ! と言って再開を促し、次のサイカチ沼へ。
ごめん、本当は治ってませんでした。
途中で俺だけ置いて行ってもらおうとか考えてる内に俺は眠りへと堕ちて行く。

ここら辺は寝起きで記憶が曖昧です。 申し訳!
サイカチ沼までは車で行けないらしく徒歩で向かうことに。
この地域は雪がまったく融けておらず、ちょい歩き辛い。
川を挟んで向かい側は民家などがある道路なのだが、歩く所は山っぽい所の麓。
クマーがいる鴨しれない故ビクビクしながら歩く事15分ぐらい。
辿り着いた所をサイカチ沼という事にして、写真を撮る。
過去に車の事故があったらしいが、ここにどうやって落ちるのかと思うほど車が通る場所はない。
情報ってやっぱり大事だねぇと苦笑・失笑しながら今度は向かい側の道路を使って帰る。
そして車に乗り込むとスタックというアクシデントを喰らってしまう。
現場たんとジンが必死に頑張るが、幾度の挑戦も失敗。
サイカチ凸よりも長い時間を要し、近隣住民のおじたんに助けを求め脱出成功。 
ありがとう、おじたん。 
現場たんがお礼を渡し、次は秋保大滝へ。

秋保大滝へ向かう道中、どうやら少し迷っていたようだ。
またもや寝てしまった俺は果たしてレポを書く気があるのかと。
秋保大滝に行くにはお寺があるので、そこを目印に進む。
発見。 近くの民宿の駐車場に車を停める。
そこで俺とジンが尿意。 卍解し、雪を攻撃していると大きな物音がした。
ごめんなさい。

お寺から秋保大滝へ降りる道を探し、付近をうろうろ彷徨う。
途中、ジンが見事にこけたのでここでネタにしてやるプ。
右手の方に降りる道があるのを発見。
「ここは高確率で幽霊さんが写る」の言葉に意気揚々とその道を進んだ。 
長い階段、一段一段低いが長いし雪で滑る。
しかし滝の音が近づくにつれ、期待感が高まっていったのもありそんなに苦ではなかった。
その階段を攻略しとりあえず看板を見つけたので写真。
そのとき女性の悲鳴のような高い声が。 聞こえたのは俺のみのようで少しgkbr。
…けれどすぐに思い出した。 
「サルに餌を与えないでください」という看板を。
サルだよね、と安堵してもうちょい先へ進むが、柵があり行き止まり。
その先は崖のような急な傾斜で進むのは不可能。
水飛沫は届くが、滝までの距離は遠い。
他にも道がないか探したが、見当たらない。
例によって懐中電灯で照らしながら写真を試みるも、あまり効果はない。
  田舎の哀しさ、街灯がないので懐中電灯と月明かりだけが頼りなので写真は思ったより厳しい。
とりあえず滝と碑石をパチリ。 
そして水を置き、拝んで再び階段を登る。
……ここで俺がこけてしまうとは、誰も予想しなかっただろう。
現場たんもこければ全員達成だなと意味不明なことを考えつつ、漫喫へと向かうのであった。

漫喫でファミリールームを借りて、部屋へと向かう。
ドリンクバーに三ツ矢サイダーがないと現場たんが嘆いてくれた。
  部屋に入るとすでに4時半。 少しくつろいでから、スレに書き込み。
写真のうpの仕方教えてくれてありがとう。
ジンは撮った画像を子どものように「これそうじゃね?」「ここ!ここ!」とかはしゃいでました。
この時間一番元気だったのは彼です。

現場たんはお兄さんと言う言葉が似合う、頼りがいがある人でした。
ジンは忙しい中、俺の無茶苦茶な頼みを聞いてくれた便利…げふげふ。
もとい、とってもとっても良いヤツでした。

今回の凸は全員が初凸という事もあったが反省すべきことが多々ある、というのが全員の意見でした。
情報収集不足。 一番がコレだと思われる。
場所の下見が出来ればベストだが、出来ない場合は詳細な場所、本当に詳細な情報が必要。
特に田舎ではものっそい奥地にある事が多いと思われる故、東北地区の凸は念頭に置いといてくれ。
今回の失敗を次に繰り返さないよう…。
そしてお互い、今後の凸で満足の行く結果に終われるようにと誓い合った。

以上。 個人的にはもっとgdgdな反省やら誓いがあるのだが gdgd過ぎてツマラン故、別の場所で。 
 糸冬 了
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